インターホンが鳴った。インターネットで予約注文してから、ずっと心待ちにしていた物が、ついに届いたようだ。

 

配達員から商品を受け取り、段ボールの蓋を開ける、この瞬間。何が入っているか中身はわかっているのに、どうしても心が躍る。

 

箱を「開ける」瞬間というのは、いつだって不思議と気持ちが高揚するものだ。

そんなワクワク感が味わえる、何ともユニークなメガネケース。それが、DIFFUSER Tokyoの新作【BONDED LEATHER EYEWEAR CASE】である。

 

開くのが楽しい遊び心たっぷりのデザイン

メガネケースといえば、横に長い蓋を、磁石やボタンで開け閉めするタイプが一般的。やや特殊なデザインでも、ファスナータイプや蓋無しタイプが多い。

 

ところが今作は、四角いトップの蓋が大きく開くユニークな仕掛け。鞄や小物入れなどでよく見る、ループで留めるスタイルも斬新だ。

さらに、チョコレート菓子が入っていそうな、長方形の箱形フォルムも特徴的。

 

まるでプレゼントの箱を開けるように、ケースを開けるたび、ワクワク、ドキドキ。メガネケースを開く、閉じるという単純な動作を「開ける楽しみ」へと変える、遊び心に富んだアイテムである。

 

「紙箱のような革箱」を実現させたボンデッドレザー

【BONDED LEATHER EYEWEAR CASE】をはじめて見たとき、「まさかこれがメガネケースだとは思わなかった」という感想を抱いた人も、少なからずいるのではないのだろうか。

 

厚手の紙を折って組み立てたかのような、クラフト感のある佇まい。しかし、紙製独特の”軽さ”は感じられない。

 

素朴でシンプルなデザインに、どこか上品さを感じるのはレザーによるもの。そう、このアイテムは紙でできているように見えて、実は革製なのである。

今作に使われているのは、名前にもある「ボンデッドレザー」と呼ばれる素材。革を細かく砕き、ラテックス樹脂で固めてシート状にしたものだ。

 

捨てられる運命にあった革の端切れをリサイクルして製造することから、エコ素材としても知られている。あらゆる方面でサステナブルが重視される、今の時代に沿った素材と言えるだろう。

動物の皮を鞣して使う革とは違い、ボンデッドレザーはサイズや形を自在に操れるのが魅力。

 

同シリーズの【BONDED LEATHER EYEWEAR STAND】のように、通常の革では難しい、波型のシェイプも創り出すことができる。

そして今作は、まるでクッキー生地を型抜きするかのように、1枚の生地をビク抜き型で裁断して作られている。これも、ボンデッドレザーだからこそ実現できた形。

 

ほかでは到底見つからない、オリジナリティ溢れるメガネケースが誕生した背景には、素材選びへのこだわりがあった。

 

イマジネーションが広がる自由な使い道

どれほどユニークで、ファッション性の高いメガネケースでも、使い勝手が悪ければ意味がない。メガネケースは、やはり実用性があってこそのもの。

縦14.5cm、横8.5cm、幅5cmの【BONDED LEATHER EYEWEAR STAND】は、中が広め。大きめの眼鏡・サングラスも、ストレスなく収納できる。

 

「せっかく気に入ったケースを見つけたのに、入らない……」そんなもどかしい思いはさせない。

中が広く、そのうえ持ち運びしやすい、ちょうど良いサイズ感。長方形のかっちりとしたシルエットが、鞄の中で縦にすっぽりと収まるサマは、どこか心地良ささえ感じる。

 

もちろん自宅の据え置き型ケースとしても使えるが、こんなにユニークなデザインだ、ぜひ持ち歩いて自慢していただきたい。

同僚や友人の前で鞄から取り出せば、たちまち注目の的に。

長方形のボックスから、まさかアイウェアが出てくるとは……と、周囲から興味深げな視線を向けられ、「なにそれ？」「実は……」と会話が広がっていく。

 

コミュニケーションのきっかけ作りとなるのも、ユニークなアイテムを持つ醍醐味。【BONDED LEATHER EYEWEAR STAND】を中心に、親しい人たちと話に花を咲かせる。そんなシーンを想像してみよう。

もちろん、今作はペンケースや化粧品を入れて使うこともできる。横に寝かせて蓋を開け、ドライフラワーを刺すなど、インテリアとして活用するのも面白い。

 

活用の幅が広い【BONDED LEATHER EYEWEAR STAND】は、ギフトにもおすすめ。「使い道があるだろうか」という贈り主の心配も、「せっかくもらったけれど、きちんと使えるだろうか」という贈り相手の心配も不要。

パッケージの巾着は、取っ手を引き出してトートバッグとしても利用できる。ちなみに、こちらにもエコ素材、リサイクルコットンを利用している。

 

見た目にも実用性にも気を配ったギフトとして、きっと喜ばれるはず。

 

デザインと素材の持ち味を生かした2つのカラー

今回用意されたカラーは、【Natural】と【Black】の2色。ボンデッドレザーの独特な風合いが、どちらの色にもよく表れている。

 

【Natural】は、柔らかい色合いの落ち着いた雰囲気。男女、年齢問わず親しみやすいカラーで、ギフトにも選びやすい。

 

ボンデッドレザーならではの滑らかな質感、生地の折り込みや差し込みなど、ディテールがはっきりと表れているのも特徴。このアイウェアケースの持ち味を存分に味わえるデザインだ。

【Black】は先ほどと違って、ややクールな雰囲気。ダークなカラーリングで、ブランドロゴが刻まれたボタンや、ループがよく映える。

 

細かく砕いた革のなごりである「まだら模様」により、ほどよく個性的な印象に。ブラック＝単調、というイメージを覆す、退屈しないカラーへと仕上げている。

ある人にとっては、アイウェアケースは単なる「ケース」かもしれない。

 

しかし、アイウェアケースに少しこだわるだけで、日々の風景が変わる。仕事に取り掛かるとき、読書や動画鑑賞を楽しむリラックスタイムに入るとき、休日の服装に迷うとき。お気に入りのアイウェアケースに触れるたび、自ずと気持ちが高揚する。

 

何気ない毎日のちょっとしたシーンに、密かな楽しみを。遊び心をくすぐる【BONDED LEATHER EYEWEAR CASE】を手にして、「触れる・開ける・使う喜び」を味わおう。