クロシェットアクセサリーが即座にグラスホルダーに。DIFFUSER「CLOCHETTE GLASS HOLDER 2」が素材を一新して再登場
大切な眼鏡をどこに置くか、街へ出るたびに迷う人は少なくない。首から下げておければ一番だが、グラスホルダーは機能的である反面、見た目がいかにも「眼鏡を下げるもの」に映りがちだ。


DIFFUSER Tokyo(ディフューザートーキョー)は、その問いを逆転の発想で解いてみせた。
好評を博した前作のデザインはそのままに、素材を日本が誇る栃木レザーへと一新。「CLOCHETTE GLASS HOLDER 2」が、さらに深みを増して再登場する。
リングの見えないグラスホルダー
どのブランドのグラスホルダーも、眼鏡をかけるためのリングがデザインの主役を担っている。
それ自体は機能的である一方、どう工夫してもリングが見えている限り「グラスホルダー以外には見えない」という制約でもある。


結果として、デザインはコンサバティブになりがちで、合わせられるファッションの幅も限られてしまう。DIFFUSERはその制約を逆手にとった。
リングをケースの内部に収めることで、外側からはシンプルな鐘型のアクセサリーにしか見えないデザインを実現した。


「クロシェット」とはフランス語で”鐘”を意味する。旅行鞄の金具として生まれたこのシルエットは、ラグジュアリーブランドがネックレスとして仕立てたことでアクセサリーの定番へと広まった。
そこに着想を得て生まれたのが、このグラスホルダーだ。コンサバなスタイルから個性的なコーディネートまで、あらゆるファッションに自然と溶け込む。
リングが隠れる、だからアクセサリーに見える
使い方はシンプルだ。クロシェを上にスライドさせると内部のリングが現れ、眼鏡のテンプルを引っ掛けることができる。
その後クロシェを元の位置に戻せば、金属のリングはクロシェの内側に隠れ、外からはスタイリッシュな革のアクセサリーに眼鏡が添えられているように見える。


眼鏡そのものはテンプル部分でしっかりと保持されながら外に垂れ下がる状態になる。首から下げて歩いても暴れにくく、取り出す動作もスムーズだ。
コードは首元の結び目をスライドさせることで長さを自在に調節でき、ネックレス感覚で首から下げるほか、バッグのハンドルやベルトループへの取り付けにも対応する。日常の流れに合わせて、自然に使い方が変わっていく。
イタリアから日本へ。栃木レザーが纏う新たな表情
前作から唯一変わったのが素材だ。前作で使用していたイタリア産ベジタブルタンニングレザーから、日本を代表するタンナー「栃木レザー株式会社」の革へと改めた。


1937年の創業以来、栃木レザーは日本国内でも極めて珍しい「ピット鞣し」を守り続けてきた。
植物タンニンを溶かした巨大な槽に牛革を長期間漬け込むこの製法は、短期間で大量生産できるクロム鞣しと比べると、時間もコストもかかる。
しかしその手間こそが、繊維の芯まで均一になめされた、密度の高い革を生み出す。
ヨーロッパ産の牛革は繊維質が整っており、裏処理なしでも使用できる一方、日本の牛革はもともと裏面処理が必要とされてきた。
しかし栃木レザーは製造過程でその課題を克服し、毛羽立ちしにくく柔らかな革を実現している。そのなめらかな質感はヨーロッパのレザーにはない独自のものとして、国内外の革愛好家から高い評価を得ている。
使い込むほどに育つ、4つの表情
カラーはBlack、Brown、Light Brown、Blueの4展開。それぞれが栃木レザーの素材感に支えられ、シンプルな中に確かな存在感を持つ。
Blackはどんなコーディネートにも馴染む汎用性の高い一色。使い込むにつれて革の艶が増し、深みのある表情へと育っていく。
Brownは温かみのある色合いが栃木レザーの質感を引き立て、カジュアルからきれいめまで幅広いスタイルに対応する。


Light Brownは植物タンニン鞣し特有のエイジングをもっとも楽しめる一色。使い込むほどに色が深まり、新品時の淡い色合いからあめ色へと変化していく過程は、革好きにとってたまらない楽しみだ。
Blueは栃木レザーならではの発色が際立ち、落ち着いたトーンの中に静かな個性を宿す。
コードも革製のため、本体と同様に時間をかけて味わいを増していく。購入した日から、自分だけの一本が育ち始める。


リングを隠すという発想から生まれたDIFFUSER TokyoのCLOCHETTE GLASS HOLDER 2。
栃木レザーという新たな素材を纏い、さらに奥深い一本へと進化したこのアイテムを、日常のパートナーに迎えてみてはいかがだろうか。
