DIFFUSERの人気メガネケースに新色登場!「ヴィンテージ感」を自分の手で”アンティーク”に
<DIFFUSER(ディフューザー)>に出会ったことがある人なら一度は見たことがあるであろう、人気メガネケースシリーズ「HORWEEN LEATHER EYEWEAR CASE」。厳選された高品質な素材と、シンプルで使いやすいのに華やかなデザインが人々を惹きつけ、長年愛され続けてきたアイテムだ。
今回ご紹介するのは、そんな人気シリーズの新色たち。形はこれまでのシリーズと変わらず、すっきりとした美しいデザインだが、今までと違うのは、外側と内側に起用した素材。高級感がありながらもどこか親しみやすく、無骨で、まさに男性好み…<DIFFUSER>がこだわりにこだわって選び抜いたこの革素材の良さ、魅力について見ていこう。
渋くて味わい深いホーウィンレザーを自分の手で育てる、味わう
「自分でアンティークケースへ育てる」をコンセプトに作られた今作。革製品は基本的に経年変化を起こすものだが、今回使われている素材は、”育てていく喜び”を味わわせることに長けている。
外側に採用している革は、アメリカ・シカゴの老舗なめしメーカー「ホーウィン社」によるもの。創業してからおよそ100年以上、ずっと伝統手法を守り続けてきたメーカーで、作業の効率化が進む中いまだに手作業でなめしている。さまざまなブランドのブーツ、ベルト、バッグ、財布などの革小物に見かけたことがあるという人も多いだろう。
そんなホーウィン社のレザーは、油分の入れ方が特徴的。一般的な手法より何倍もの時間をかけ、ゆっくりと油脂を漬け込む手法だ。そうすることで、独特な風合いと、しっとりと肌に馴染む柔らかい感触を実現している。
「HORWEEN LEATHER EYEWEAR CASE」の新作は、そのホーウィンレザーの良さを活かしたメガネケースで、良い意味での”古臭さ”が魅力だ。街角にある小さなヴィンテージショップ。マスターこだわりのコーヒーが楽しめる、古い喫茶店。それらをイメージさせるような、味わい深くてどこか懐かしい雰囲気がある。
このアイテムを購入するときは、当然新品なのだが、既に使い込まれたヴィンテージ感が漂っている。そして、使い込むことでさらにアンティークのような見た目に。ホーウィンレザーの持ち味である経年変化により、無骨で大人な渋さを感じさせる姿へと変化していくのだ。
ヴィンテージものを求めて、古着ショップによく足を運び、お気に入りの一品を見つける。そんな趣味を持っている人も多いだろう。しかし、それらはあくまで他人が使い込んだことで出た「味」。魅力的ではあるものの、自分の思い出や歴史は刻まれていない。
それが、自ら育ててきたアイテムとなればどうだろう。色のくすんだところやムラ、テカリ、傷の全てが、自分が使い込んできた証。アンティークケースを購入した場合には味わうことのできない、感情、愛着が生まれるはずだ。世界に同じものがひとつとしてない、「自分だけのもの」という特別感。それを体験させてくれるのが今作の「HORWEEN LEATHER EYEWEAR CASE」である。
見えないところまでこだわるDIFFUSERの本気
今作の内側に使われているのは、高品質できめ細かく、肌触りが抜群に良いと評価される、国産の豚革。レンズに傷がつくのを防いでくれるので、長年愛用しているお気に入りのメガネ、ご褒美に奮発して買った高級サングラスも、安心して収納できる。
そして注目していただきたいのは、この国産豚革が「染料仕上げ」という方法でタンニンなめしを行なっていること。
染料仕上げとは、革の繊維に染料を浸透させて着色させる手法。革本来の質感や風合いが活かされ、経年変化を起こす特徴を持つ。
一般的に革製品は、染料仕上げではなく、顔料仕上げでなめすことが多い。顔料仕上げという手法には、傷や色むらをなくすメリットがあり、革の質の高さに関係なく仕上がりが美しくなるからだ。対する染料仕上げは、革にある傷や色むらが残ってしまう。そのため、染料仕上げを行うのは、良質で状態の良い革のみに限られることが多い。
つまり、今作の「HORWEEN LEATHER EYEWEAR CASE」に使用している素材は、染料仕上げを行っても美しく仕上がるほど、革の質が高いと言えるのだ。
こんなに高品質な革を、メガネケースの外側ではなく、わざわざ内側に採用するのが<DIFFUSER>。内側の生地は、当然のことながら外側の生地よりも見る機会が少ない。使用者以外は、ほとんど目にすることはないだろう。しかし、目立たないところにまで上質な革を使う。それが<DIFFUSER>なのだ。見かけ騙しではない、本当に質の高いものを、細部まで徹底してこだわるブランドであることを、このアイテムが証明してくれている。
カラー×質感で決める新たな選択肢
<DIFFUSER>のアイテムには、鮮やかなカラーリングのものも多くあるのだが、今回はとことんナチュラルで柔らかい発色が魅力。新品なのに、自然と日常生活に溶け込んでくれるような、親しみやすさがある。主張しすぎないため、飽きずに長く使えることだろう。
また、カラーリングといえば通常は、同じ材質の違う色で展開されるものだが、今作は質感もそれぞれ違う。表情と纏う雰囲気がどれも異なるため、色選びにいつもより迷ってしまうかもしれない。
徐々に馴染んでいく変化を楽しむのなら、適度なマット感とハリのあるものを。周りと差をつけたい、独特な雰囲気が好きという人は、シボやしわ、色むらのある質感のものを選ぶのがおすすめだ。いつもなら色の好みでチョイスするところを、今回は角度を変えて、素材の質感に注目してみるのも面白いだろう。
一度逃したらもう出会えない。ピンときたら今
今回ご紹介したメガネケースのシリーズは、一度売り切れてしまったら再販されない、作り切りで販売されている。その時にデザイナーが気に入った素材を仕入れるため、毎回使われる革が異なり、見た目も異なる。
つまり、今作も売り切れてしまったら、その後二度と出会うことができないということ。完売してしまうとこの渋さ、独特な雰囲気、ナチュラルさには手に入らない。
もちろん<DIFFUSER>が生み出すメガネケースはいつも高品質で、ファッション性が高いため、次に出会うものでもきっと満足が行くことだろう。しかし、今回のメガネケースにある魅力とは違うものになる。「迷っていたら売り切れてしまった…」そんな思いをしないよう、ピンと来たなら今、ぜひ手にとっていただきたいものだ。