ヘビ革を使ったメガネケース。車のドリンクホルダーに収まるメガネスタンド。ファッションアクセサリーとしても活躍するブレスコード……と、斬新で最先端なアイウェアアクセサリーを数多く生み出してきたDIFFUSER(ディフューザー)。そのDIFFUSERより、また今までにない、そして他にない唯一無二のグラスコードが誕生した。

その名も『VINTAGE DYING LINEN GLASS CODE』。試行錯誤を繰り返し、新たに開発した「ヴィンテージ染め」を取り入れたアイテムで、デザイナーと職人の熱意、努力が込められている。今回は、そんな注目の新作グラスコードの魅力に迫ろう。

「特別な染め」への想い

写真にもあるように『VINTAGE DYING LINEN GLASS CODE』は、かすんだような色合い、良い意味での”古臭さ”を感じさせる独特な雰囲気が特徴。「これは何色だ」とハッキリと言い表すことのできない、複雑なカラーリングで、見れば見るほど引き込まれるような魅力がある。

この染めは、京都のかすり染め職人が手掛けたもの。以前『GRADATION DYEING GLASS CODE』を制作した工場で、DIFFUSERとのコラボレーションは今回で2回目となる。

普段は、美しい色合いの和装の紐を作るその職人。しかし、今作『VINTAGE DYING LINEN GLASS CODE』は”汚れ感”のある風合い。対照的な仕上がりを実現するには、今までにない製作方法を探る必要があったため、完成させるのに大変苦労したのだそうだ。

また、通常このような色合いへと仕上げるには色落ち加工を施すもの。しかし、薬剤を染みこませて脱色させると、どうしても繊維が傷んでしまう。特に、グラスコードのように細い紐の場合、素材の質が下がるのは避けられない。

そこで編み出したのが「さまざまな色の染料を振りかける」という手法。何度も試行錯誤を繰り返し開発したこの新しい方法で染めることで、素材に負担をかけることなく、まるで色落ちさせたような”ヴィンテージ感”の演出に成功したのだ。

このように『VINTAGE DYING LINEN GLASS COD』には、DIFFUSERと職人のひらめきと努力が秘められている。愛情と情熱たっぷりでプロデュースされた、プレミアムなグラスコードなのだ。

ちなみにこちらの染めは、すべて職人が丁寧に手作業で行っている。そのため、同じ色合いのもの、同じ風合いのものはひとつとして存在しない。世界にたったひとつ、自分だけのグラスコード……そんな特別感を与えてくれるこのアイテムに、惚れこむ人もきっと多いだろう。

細部まで素材にこだわる

どんなに手間暇をかけて加工を施しても、そもそも元の素材が良くなければ、最高のものにはならない。DIFFUSERのアイテムたちはいつも、高品質な素材を採用しているという点でも周囲からの評価が高いのだが、今回の新作にもぜひ期待していただきたい。

『VINTAGE DYING LINEN GLASS COD』は、福井県を拠点とする工場が製作した、朝の一種を素材として起用。高級な衣料品や寝具などにも使われているリネン素材で、耐久性と吸湿性、速乾性に優れている。水を吸うと強度がより一層増すという性質があり、まさに、汗や雨で濡れる機会の多いグラスコードに適した素材だ。

また、柔らかさと肌触りのよさも兼ね備えており、コードが直接肌に触れるようなネックラインの衣服を着用しても快適。

強度を重視すると、ナイロン素材や金属などの素材がコード部分に使用されることが多いが、どうしてもデザイン性に欠ける。それが理由で「グラスコードは普段使いしにくい」というイメージを抱く人もいるだろう。

機能性とファッション性の両方に妥協せず、最適な素材を選び抜くのは簡単ではない。しかし、それを実現してくれるのがDIFFUSERであり、多くのユーザー、バイヤーから信頼されているのも頷ける。

後ろ姿に存在感を

『VINTAGE DYING LINEN GLASS COD』着用時、首の後ろに来るロゴ入りタグにはイタリアンレザーを採用。高級感と上品さを兼ね備えた人気レザーなのだが、その中でも、すでに使い込まれているかのようなヴィンテージ感のある、特別な革が使われている。

ツヤのある、ピンとした革ももちろん魅力的。しかし、この男心くすぐられる古臭さ、渋さは探しても他にない。また、今回の”汚れ感”のあるコード部分に似合う、という点でも洒落ている。

グラスコードは、やはりコードのデザインが主役で、レザータグはそれほど目立つ部分ではない。着用時、自分から見えて楽しめるわけでもない。それでも、このタグがあるのとないのでは、着用時の後ろ姿の印象ががらりと変わる。「後ろ姿まで美しく」を実現することに、DIFFUSERの気配りと本気がうかがえる。

大人の渋さと上品さを叶える6色

『VINTAGE DYING LINEN GLASS COD』は全部で6色。ブラウンやベージュなどのベーシックな色から、パープルやグリーンといった、少しだけ個性的なカラーも揃っている。スポーティーなファッションに似合うデニムカラーもおすすめだ。

レザーのロゴタグは、ダークブラウンとオレンジの2色。コードと相性の良いカラーがチョイスされている。

どの色も落ち着いた印象で、クラシックフレームの眼鏡やサングラスとマッチしやすいのだが、あえてカジュアルなアイテムと合わせて、ちぐはぐ感を楽しむのもおもしろい。今までにない新鮮さを求めている人、いつもとはひと味違ったアイウェアアクセサリーをお求めの人は、ぜひ『VINTAGE DYING LINEN GLASS COD』を手に取り、お気に入りの眼鏡・サングラスとのコーディネートを楽しんでいただきたい。